つくばみらい市に等身大の「みらいりんぞう」を納品しました

TCK茨城工場が位置するつくばみらい市は、今年市制施行10周年を迎え、市のゆるキャラである「みらいりんぞう」を段ボールで作ってほしいと注文をいただきました。みらいりんぞう君は、昨年9月につくばみらい市で行われた総選挙でイメージキャラクタに選ばれ、江戸時代後期の探検家で地元出身の間宮林蔵に因んで命名されたとのことです。

大人と同程度の大きさを求められたこの段ボール製のゆるキャラは、当初TCKの設計部門で直立タイプを制作する予定でしたが、検討が進む中、「直立タイプでは転倒の危険性がある・・・」と考える様になり、最終的には座ったタイプを制作することとなりました。それでも高さは1メートルを超え、二頭身のその姿は、見た目にインパクトがあると設計図面からも見てとれました。

段ボールのパーツを何層にも積み上げていく積層型のみらいりんぞう君は、積層パーツが約220枚、工期が2ケ月と、設計者にとっては根気が必要な仕事でした。しかし苦有れば楽有り、市役所への納品時に分割したパーツパーツを組み立てていると「あれ何だろ?」と人々が集まってきて、完成すると歓声がわき上がり、設計者としての喜びもひとしおでした。

世の中で段ボールといえば「箱」のイメージが強いかもしれませんが、加工が容易なことから様々な形に姿を変え、多様に社会貢献する可能性を秘めています。

(文責:八幡)

りんぞうカーペット上①-02
りんぞうと池畑さん-02 積層工程途中-02

 

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