積層タイプ段ボール製大型人形の製作を終えて

先日、段ボールを重ねて(積層して)製作したつくばみらい市のイメージキャラクター「みらいりんぞう」君を納品し、その後、インターネット上で紹介されている記事を多く目にする様になりました。お客様から弊社営業にご注文戴いた仕事であることは承知していますが、自分が製作した商品に対して世の中から反響があったかと思うと、潜かに嬉しくなってきます。

製作に取り組んだ期間はおよそ2ヶ月ですが、一見大変そうなパーツを1つ1つカットする作業よりも、実際には図面を作成する設計の方に余程労力がかかっています。最初に与えられた「みらいりんぞう」君のイラストは二次元データですから、そこから三次元データを作成し、積層段ボールの1つ1つのパーツを図面に展開していきました。イラストの二次元データを縦横200本のマス目に細分化することから始め、1層1層のパーツの寸法を定義していきました。

しかし、製作期間中に「辛い」と思うことはなく、設計が進むにつれ完成形が見えてくると「楽しい」と思う様になり、常にやりがいを感じていました。

試行錯誤を繰り返しながら完成し、インターネット上での反響もあり、「みらいりんぞう」君は私にとって大きな実績の一つになりました。つくばみらい市からのご注文と、この様な機会を与えてくださった会社に感謝しています。ありがとうございました。

(文責:八幡)

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