TCK WAY Vol.2 Meister ~TCKの匠達~

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Vol.2 Meister ~TCKの匠達~

東京コンテナ工業では、毎年、最も優秀なエンジニアと認められた者に“Meister of the Year(マイスター・オブ・ザ・イヤー)”の称号が与えられます。
マイスターとは、もともとはドイツに古くからある徒弟制度における職人の最上位=親方、師匠の総称で、『巨匠』や『名人』の意としても使用される言葉です。最近では『米マイスター』や、『泡盛マイスター』のように、その道を極めた人という意の様々な◯◯マイスターがある様ですね。

さて、ドイツのマイスター制度は近代になって正式な国家資格、高等職業能力資格認定制度として確立されていますが、日本でも、ものづくりに関して一定の技能や経験を有する者を『ものづくりマイスター』に認定する制度が2013年に創設されました。東京コンテナ工業のマイスター制度制定は2004年。これまでに多くのマイスター、Jr.マイスター(※)達を輩出してきました。彼らは現在、当社工場のトップをはじめ様々な重要ポストで活躍しています。(※)マイスターになるには一定程度の経験を要しますが、経験を積んでいなくても優秀な若者には“Jr. マイスター”となるチャンスが与えられます。

マイスター、Jr.マイスターは栄誉を得るだけではなく、毎月マイスター手当が支給されます。そして、一目でそれと解る鮮やかなオレンジ色のキャップが貸与され、身に着けた者は皆の羨望の的となるのです。また、マイスターを3回、Jr.マイスターを4回受賞すると、それぞれ“名誉マイスター”、“名誉Jr.マイスター”に認定され、在職する限りその称号を保持することになります。制定来11年間で4名(名誉マイスターとしては2名)しか認定されていないこの称号は、数ある東京コンテナ工業の表彰制度の中でも頂点を極めると言って良いでしょう。2007年に最初の名誉マイスターとなった大内真二は現在埼玉工場を、2014年に2人目の名誉マイスターとなった髙野清行は茨城工場を任されています。まさに東京コンテナ工業のものづくりを支える匠達です。
(終)
【Meister, Jr. Meister歴代受賞者一覧】

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