東京コンテナ工業株式会社

機能性段ボール

機能性段ボール

これまでの段ボールの機能や目的は「包む」「保護する」という最も基本的なこの2点で満たされてきました。
しかし、あらゆるものの情報的価値が見直される中で、パッケージもまたそのクオリティを問われ要求も高まってきています。
また、同時に近年「地球環境保護」「循環型社会の構築」「容器包装リサイクル法の制定」など、環境保護に対する取り組みが重要視されています。
中身の商品よりも先に消費者の目に触れる段ボールは、消費者意識をしっかりと捉え、それに訴えかけるものでなくてはなりません。
このような時代の要望に正面から応えようとするものが東京コンテナ工業株式会社のシリーズです。

ウォーターリベル

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ウォーターリベルは、段ボール製造時に加工するため、優れた撥水(水をはじいて水滴とし、水の浸透を防ぐ)効果を、ご納得のコストで提供します。

 

特徴

1. 撥水度等級、2号を満たすR8以上の優れた撥水効果。
2. 表面結露による強度劣化を防止します。

環境面

ウォータリベルは、一般段ボールとまったく同じ処理が出来ます。

コスト面

ウォータリベルは、段ボールシート製造(貼合)と同時に撥水加工するために、一般段ボールにわずかな費用が加算されるだけ。充分ご満足いただける優れたコストパフォーマンスです。

モイプル

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モイプルは、「ゴミゼロ」「完全リサイクル」のコンセプトから生まれた、防湿機能をもった防湿加工紙を使用して作られます。
表面に水性塗工剤が塗布されたライナが使用され、蒸気レベルの小さな分子の紙面透過を抑制しプラスチックフィルムに匹敵する性能があります。水分飛散とガスコントロールにより鮮度保持効果、保冷効果、防水効果があります。

特長

1.青果物などの蒸散量にあった透湿度を提供することで、鮮度を長く保ちます。
2. 湿度を内部にくい止めることで、段ボールの低い熱伝導率が維持され、保冷効果があります。
3.蒸気・水分は通過しませんので、防水効果があります。

環境面

「容器包装リサイクル法」「ISO14001」の対応などグリーン調達資材として最適。
モイプルは古紙リサイクルに問題のある、ポリラミ加工品、アルミ蒸着及び、箔貼り加工品と違い、水性フレキソ印刷方式ですので一般段ボールとして処理できます。

「厚生省食品衛生告知370号」をクリア
モイプルに使用している防湿加工紙の塗工剤は、環境にもっとも優しい水性インキ成分を主原料としていますので、「厚生省食品衛生告知370号」に基づく分析結果でも規格基準に適合しています。(「日本食品分析センター」結果による)

ライナカット

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ライナカットは、カットテープ(樹脂テープ)無しで、簡単に開梱でき、しかも大幅なコストダウンを実現します。

 

特長

1. ラップアラウンド(ラウンド)式ケースが対象になります。
2. 切り取り性はカットテープの場合と同程度の評価が得られます。
3. 貼合時に裏ライナだけに切り刃を断続的に入れるために、中芯を傷つけません。従って、箱の圧縮強さは若干(5%以内)のダウンですみますので実用上の問題はありません。

環境面

ライナカットは、カットテープ(樹脂テープ)を使用しないため、まったく普通の段ボールと同様のリサイクル性を確保しました。

コスト面

ライナカットは、カットテープ(樹脂テープ)を使用しないため、材料費の増加ゼロを実現しました。

エレコン

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最近のめざましいエレクトロニクス産業の伸長で、電子部品の輸送途上における静電気による障害が問題となっています。
エレコンは、低コストで帯電防止を実現する段ボールです。
金属系素材のラミネートとは異なり、もちろんそのままリサイクルできます。

 

 

ジャンボ

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ジャンボは大型ケースが一面にて製造可能で、従来の2面継ケースより低コストで提供できます。

 

特長

大型のケースが1面(1ピース)で製造可能です。

環境面

2面(2ピース)加工でよく使われているステッチ(金具)を使わず、通常段ボールケースと同様にボンドで張り加工の為、環境にも配慮したケースになっております。

コスト面

最大1820mm×4150mmまで可能ですので、従来2面の(2ピース)加工より加工時間の短縮等によりローコストでご提供できます。


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