在学中、国家資格取得を目指すことを決めた時点で就活を止めました。
当初は就職浪人をと考えていましたが、同級生の父親である当社社長の奨めで、定期採用組と一緒に4月1日入社をさせていただきました。経理部の業務を行うことで資格の勉強にもなり、私にとっては正に一石二鳥でした。
なにより感謝したいのは、親を安心させられたことです。試験に向けた追い込みの時期となり、今では週1回程度しか出勤できませんが、とにかく試験に合格することがいちばんの恩返しと考え、良い報告ができるよう精いっぱい頑張りたいと思います。
【その他】
• 連続して利用できる日数:2日間
• 1カ月間に利用できる回数:4日間
新卒入社以来、会社勤めと並行して演劇活動を続けてきました。より演劇活動に力を入れたいと考え、一度は退職を考えましたが、「短時間勤務」制度を利用して、会社に残りながら演劇に使う時間を確保しては、と提案していただきました。
現在は「週24時間勤務」の枠内での勤務を行っており、演劇のスケジュールに合わせて柔軟な出勤日の設定をさせていただいています。
2021年は、自ら主宰する演劇公演だけでなく、他団体への脚本提供や出演など、これまで以上に幅広い演劇活動を体験することができています。※2021年夏、「一橋いしぶみの会」が企画し、
私が脚本・演出・編集を務めた朗読劇
『ある戦没オリンピアンの日記』について、
NHK「おはよう日本」にて取り上げていただきました。
高校新卒入社から3年半、埼玉工場で主に製造事務に従事しました。とても家庭的な雰囲気の職場で働きやすかったのですが、子供の頃から打ち込んできた演劇をもっと本格的にやってみたいという思いが膨らみ、親とも相談し、1年間限定の約束で演劇活動に専念することを決めました。
会社は当然辞めることになりましたが、どうせアルバイトをするならこのまま働いてはどうかと言っていただき、アルバイトの身分に。慣れ親しんだ職場で働きながらやりたいことを優先できる環境で、数々の貴重な体験を重ねることができ、本当に充実した1年間でした。親との約束の期限となり、正規採用の求職活動を始めようとする頃、今度はグループ会社への再就職のお話をいただき、茨城工場勤務の条件でしたが、2つ返事でお受けしました。
一度気の済むまで演劇に打ち込めたことで、今は迷いなく腰を据えて業務に専念できているように思います。このような制度のおかげで再び正社員に迎えていただけ、親子ともども本当に感謝しています。
働き方改革の流れの中、デスクワークと呼ばれる仕事を立って行うスタイルが広まっています。このスタイルは米国企業の間で先行し、日本でもIT大手などを中心に導入が進んでいます。
当社でも、一昨年の本社移転を機に立会議スペースや、昇降デスクを採用しました。立って行うことで打ち合せや会議にかける時間が短縮され、気分転換にもなると社員から好評を得ています。近年、オフィスでの座り過ぎが健康リスクを高めているとの研究結果も発表されており、この回避も期待できそうです。
また、同時に導入したフリーアドレス制は、毎日違った場所で仕事をすることにより、いろいろな人と話す機会が増え、より円滑なコミュニケーションが取れるようになっただけでなく、専用のデスクを持たないことで、必然的にモノやタスクを整理整頓する習慣が身につくという、思わぬ効果ももたらしています。