東京コンテナ工業の小嶋です。
先日、休みの日に同じインターンシッププログラムに参加している方々と、ホーチミン市内の観光ツアーに行ってきました。
ホーチミン中心部からバスで1時間半ほどかけてクチトンネルへ。
クチトンネルは、ベトナム戦争の際に南ベトナム解放民族戦線の解放軍がゲリラ戦の拠点として利用していた地下トンネルネットワークです。
アメリカ軍はこのトンネルを駆使した解放軍の巧みなゲリラ戦に相当苦戦し、それがベトナム戦争での敗因の一つとなりました。
現在も当時利用されていたトンネルが残っており、実際に入ることもできます。
私も実際に入ってみましたが、自由に身動きが取れないほど狭く作られており、これでは体の大きなアメリカ人は侵入できず、苦戦するというのもよく理解できました。
また、爆撃の跡や使用されていた戦車が残っていたり、何種類ものトラップが展示されていたり、当時よく食べられていた芋を試食することが出来るなど、当時の様子がよく感じられるものでした。
午後には戦争証跡博物館や統一会堂なども回り、少しではありますが、ベトナムの歴史を学ぶことが出来たと思います。
経済成長が著しく、成長市場として期待されているベトナムですが、ビジネス上のやり取りだけでなく、こういった歴史的背景を理解したうえでベトナムという国、及びベトナム人と付き合っていくことも重要なのだと思いました。
文責:小嶋