当社が最も力を入れているのは、人財育成です。
特に新入社員は、1日も早く「自ら考え、行動し、結果を残すことのできる人財」となることをめざし、入社式後、約6か月にわたる研修を段階的に受講していきます。
その後も階層別、業務別研修など多くの教育を受ける機会が与えられます。
また、関連会社社員も含めた全役職員が一堂に会し、グループ全体の事業や関連法規等を学ぶ“TCアカデミー”を年2回開催することで、常にブラッシュアップを図っています。
インストラクター制度
当社では研修を行う際、指導役となるインストラクターを社員から選出しています。
厳しい選考過程を経て会社から〝適性あり〟と判断された社員にインストラクター資格が付与されます。
インストラクター資格の付与は役員会の承認が必要とされており、当社でとても重要視されていることがわかります。
新入社員合宿研修
新入社員は入社後最初の一週間、泊り込みの研修を行います。
集団行動を主としたフィールドトレーニング、チーム対抗の課題解決プログラム、ビジネスマナーやプレゼンテーションの仕方など、様々な課題に取り組みます。
中には雪山登山やそば打ち体験など、ユニークなプログラムも含まれています。
〝学生から社会人へ〟心身共に切り替えることを目的としており、新入社員にとっての最初の難関と言える研修です。研修を無事に終えた新入社員は、入社日よりも逞しく成長し、仲間としての団結力も高まります。寝食を共にし、問題に対して全員で取り組むことで、同期の絆が固く結ばれる研修となっています。
(左)雪山登山 (右)そば打ち体験
富士登山研修
新人が初めて企画立案実行する研修が、富士登山研修です。
毎年富士山1合目より頂上を目指し、登頂後5合目への下山までを貫徹して行います。
この研修では、「企画・立案・実行」を実地で学ぶ他、一つの目標を達成するために互いに助け合う事の重要さ、サポート精神を身につけることができます。また、富士山頂という明確なゴールへ到達することで、全員で達成感を味わうことができます。「仲間と成功体験をする」ことも、本研修の大切な目的です。
海外研修
ニューヨーク研修
2006年より定点観測の意味も込めて毎年ニューヨークを訪れ、ギフトパッケージやウィンドウディスプレイのトレンドを中心とした最新情報の収集を行っています。商業施設の視察やJETRO現地事務所でのブリーフィングサービス、海外展開している他社の訪問、芸術鑑賞のほか、過去にはフィールドワークとして、保育園での段ボールクラフト教室などを実施しました。自身を磨くための研修企画を社内公募し、選抜された若手社員を中心に派遣しています。
国際即戦力育成インターンシップ
中小企業の海外展開促進を目的に、経済産業省が募集する海外インターンシップに当社若手社員を派遣しています。開発途上国の政府系機関、現地企業等で約半年間実務的な就労体験を行うことにより、グローバルな舞台で活躍できる人財へと育成されます。
防災ウォーク
当社では、災害時に徒歩でお互いの工場へ応援に駆けつけることを想定し、埼玉工場と茨城工場間の約47kmを、必要物資や工具等を持参して歩くイベントを毎年行っています。
このイベントは災害時の訓練であるとともに、普段あまり接することのできない他部署や他工場の仲間とのコミュニケーションと助け合いを目的として行っています。毎年、主に新入社員が参加し、配属後の初イベントとして同期が顔を合わせお互いを励ましあう良い機会ともなっています。